2007年08月22日

目は口以上にモノを言う

「目は口ほどに物を言う」といいますが、メイク力を重要視している私は、
目は口以上に物を言うと思います。

10~20代の女性は、目に力を入れ、30代になると眉に力を入れると言われ
40代になるとどこにも力を入れなくても、人生経験豊富なため、口でごまかせます。(笑)

「黙っていれば雰囲気も色気もあって素敵なのに」・・・「しゃべるとなぁ」・・・
そんな男性陣の声を良く耳にしませんか?
口に頼らず、この秋には、目力メイクで頑張ってみてくださいね。

実は、目と眉はとても重要な関係にあります。
目を見て判断すると皆さんは言いますが、実は目と眉とのつながり全体の印象を
見て判断しているのです。

同じ目でも眉の形によって優しくなったり、シャープになったり。
逆に同じ眉型でも、目のメイクによって随分印象がかわります。
それをわかっていてか女性の皆さんは目と眉メイクに力を自然に入れているのです。


今回は目元についての印象を分析しましょう。
黒目と白目の面積比率を見比べて見て下さい。
イラストではわかりにくいですが、黒目が白目に浮いている様な人がシャープぎみ側。

 
  <黒目1:白目2>     <黒目1:白目1>     <黒目2:1白目>
     シャープ                             可愛い
                        標準
    トラ、ヒョウ等                    ぬいぐるみ、リス、うさぎ等






上記のように、黒目と白目の比率によって、印象がかわるので、アイラインやシャドー、
マスカラの使い方によって応用してみてください。

黒目を中心に太めに囲めば、シャープな目の方でもぬいぐるみのようなかわいい印象に
はやがわり。昨今は癒しブームですから、かわいいペットを飼う方も多いみたいです。
女性の皆さんも愛しい人をつぶらな瞳で癒してあげて、今以上に可愛がられて下さい。

最近ではマツゲカールはもとより、マツゲのエクステ等がブームになっていますが、
これは光を閉ざして黒目を白く光らせないようにする効果があるのです。
そうする事で黒目が大きく見え目全体の印象に可愛らしさとインパクトが出てくるのです。


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2007年08月21日

理想の眉メイクアップ

眉メイクは顔の印象を変えるのに、一番手っ取り早い箇所です。

「認知症予防に、化粧をしましょう!」「特に細かい作業の眉メイクはペンシルを持ちながら
手や脳のリハビリになる」と言う理由で、随分前から、老健施設のボランティア活動で
声を大にして提唱しています。

さてそれでは、理想の眉メイクとは・・・ 別図を見てご確認ください。

どの時代にもトレンド眉がありますが、私なりにまとめると、

図③では、小鼻と目尻のラインになっていますが、昨今では眉尻の長さは口角と目尻を
結んだ延長上くらいまでの短めにし、自毛の流れにそって自然な仕上がりのある立体的な眉、
強いて言うとやや太めで、色は茶系で薄目の眉と言ったところでしょうか。

ただ、今後、凛とした女性をテーマにするメイクアップが流行ってくる様ですので、
重量感のある個性的な眉メイクに、なる可能性大です。

また眉メイクは正面だけから確認するのではなく、横顔を必ずチェックしてください。
若く見られたいと思い、眉尻の角度を上げすぎて、それが横から見ると眉が不自然に
そりあがっているように見えるこっけいな女性を良くみかけます。

②図ラインの様に、目尻のカーブラインと眉尻ラインが、平行ぎみにしていると
無難でしょう。



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2007年08月20日

子供顔メイクアップ

ふたつのイラストは同じ輪郭、同じパーツのある二つの顔をメイク方法の
違いによって出来上がったイラストイメージです。
わかりやすく子供顔と大人顔と名づけています。

優しい、可愛らしい、癒される、キュート、ほのぼのする、純情そう、
ナチュラル、健康的等など、言い表す言葉は沢山ありますが、子供顔のメイクは
以外と簡単でしかも効果大です。

目が離れ、下に下がる程、幼く見える効果を利用して、
●アイラインは瞳中心に挟み込み、
●アイシャドーも縦にグラデーション、瞳を囲む意識、
●眉は柔らかく、高さをとらず自然にし、短め、
●口は、口元中心だけにリップを少しつけ、グロスを重ねて手で口角までぼかす、
 決してラインを強調しない、おちょぼ口意識、
●チークは丸め、少々おてもやん意識

全体的に丸みを持たせ、ふんわりした感じ、化粧気を出さず、力まず、
引き算意識で、抜きを意識する。

ポイントは、アイライン、マスカラ、シャドーは、目尻や目頭にあえて引かない、
つけない、口角ラインはあえてかかない、等のあえてつけない引き算メイクが
以外なテクニックなのです。

メイクは顔全体の印象を大切にしないと台無しになるもので、
このサジ加減が非常に大切となります。

女性が自慢、自信を持っている100%完璧なメイクは、下手すると男性から見ると
不完全な出来栄えの悪いメイクにもとられがちなのです。

メイクはその人の顔印象をサポートするもので、化粧気が前に出ると台無しです。
3~4才の子供が、大人っぽくてセクシーで意地悪そうで冷たいイメージだったら
怖いですよね。以外と大人になった人が、アドケナサを意識したメイクをすると、
新鮮で可愛く、優しく見えるのです。

イラストの大人顔は、雑誌やTVでお馴染みのメイク方法かと思います。
大方の人は、アイラインは跳ね上げないと駄目と思っていたり、眉は高めに跳ね上げる方が
若いと思い、やたら長く跳ね上げようとする、リップもラインを強調して、口紅だけが前に
出すぎている場合がある、等、やりすぎると化粧による造作マスクの持つ、冷たさが
人に対して、キツイと言うイメージになりかねないのです。

もしキツイ、冷たいイメージを第一印象で持たれるようなメイクをされている人は、
試しに子供顔メイクをチャレンジしてください。
まわりからメイク変わった?と必ず言われるでしょう。



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2007年08月20日

貴方はどう見られたいか?

長年自分の顔を鏡で突き合わしていても、以外と自分の顔輪郭やイメージ分析を
する事は少ないと思う。

何となく、回りから「子供っぽい」「キツイ印象を受ける」「おっとりしている感じ」
「冷たい印象を受ける」などと言われているうちに、自分の印象をそれなりに
決めてしまっているものです。

ところが、メイクの仕方によって、この印象をそれなりに変える事が出来るとなると、
第一印象による妙な誤解を避け、人間関係を円滑スムーズに出来るありがたい
そんなノウハウかもしれません。

最近、保険外交などの営業レディーや子供の将来を担う保育士、患者さんやご老人を
癒す立場にある看護士、ヘルパーさんなどからも講習会の依頼があり、一応に
「人に対して優しい印象を与えるメイク講座」の要望が多いのもうなずけます。
ギスギスした時代に、癒しブームが注目を浴び、女性のメイクにもその傾向が有るように
思われます。

そこで今回は、個々の顔を分析することをテーマに、大体のイメージを列記してみました。
物事には裏表があるように、プラスがあればマイナスも背中合わせにあります。
バランス良く考えて欲しく思います。

例えば、四角顔の方の全体印象は、しっかり者、プラスイメージは活動的、
マイナスイメージは勝気で頑固そう。

しっかり者・活動的印象を強調したい場合は、そのイメージをより大きく膨らませるために
四角顔を強調すればいいのです。

例えば、四角顔につり合うように眉もやや角やシャープさをつけ、全体的に直線ラインを
強調したメイクにすると一段としっかり・活動的になる訳です。

逆に勝気、頑固そうに見られたくない場合は、四角顔を目立たせないように、
角ばりを強調しない、例えば眉は柔らかく、丸みを持たす、目元も横にシャープにせず、
縦に丸みを持たす、チークやリップもあえて丸さを意識していくメイクをし、ヘアースタイルで
四角顔を強調しないようにすれば随分と効果は出ます。

メイクで特に重視して欲しいのは、眉と目元ラインです。
この二つの印象によって顔の持つ印象はとても変化します。
目力、眉力メイクと言われるようにこの二つのメイク方法をTPOに応じて使い分け出来れば、
自分でも驚く程の変身を遂げられる事でしょう。



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2007年08月19日

4つの心の窓

人は誰もが、自分の事を分かっているようで良くわかっていない。
自分を覗く窓を4つに分けて説明すると

① 自分だけが分かっている窓  
② 自分も他人もわかっている窓 
③ 他人だけしか分からない窓
④ 他人も自分もわからない可能性の窓

① は他人がなんと言おうと自分はこうなんだと自分のイメージを自分できめつけている窓
② は自分がイメージしている自分に他人も同調してくれる窓
③ は自分のイメージと反する意外な点を指摘してくれる他人の窓
④ は自分も他人もまだわかっていない潜在的な未知な可能性の窓

人間の脳を例えて言うと1+1=2と理論的に考える左脳、
実は偏差値教育で今までこの左脳の出来具合で「あの子は頭が良い」と重宝がられた面がある。
すなわちIQ指数と言うものである。

実は左脳は脳の3%にすぎず残りの97%の右脳の可能性は限りない。
感覚、感性、直感などの人付き合いにとても重要な役割、これを今、EQ指数と言われている、
3%の左脳試験で1位をとったところでさほど自慢出来るものではない。

例えてみると、自分だけが分かっている窓も、ほんの数%にしかすぎず、
残りの可能性は無限大と言える。

これをメイクに置き換えて考えると実は、メイクは恐ろしい程、その人の運命をも変えるものの
きっかけとなるのである。
メイクは、その人のイメージ作りのレッスンであると提言します。

将来なりたい自分、達成したい夢に向かう場合、メイクがきっかけで、自分自身でも予想もつかない
人との出会い、チャンスを引き寄せるからです。

夜の灯りに戯れる虫のように、人もまた明るい人にしか集まらない習性があるのです。
自分流のメイクを頑なに守るのも一概に悪いものでないですが、他人のアドバイスを素直に
聞き入れ、4つ目の窓である無限大の可能性の窓を広げて見てはいかがでしょうか?

人生のいたる所で自分の殻を破るという局面がありますが、メイクはいって見れば、
手っ取り早い毎日のレッスンとなります。

今まで取り入れていなかった色をある日大胆に塗って見る、リップラインを少しはみだしぎみに
引いて見る、眉を普段より長めに引いて見る、そんな日常生活からの「はみ出しレッスン」が、
今後の考え方、行動習慣に大きく影響されていくものです。

髪のスタイルを変えたり、洋服を変えたり、メイクを変えたりする事から、自分を見つめる窓が、
どんどん広がって行くのを実感するはずです。

「心が変われば、考えが変わり、行動が変わり、習慣が変われば、行動場所が変わる。
行動場所が変われば、出会いが変わり、価値観が変わり、人生が変わる」

その心を変えるレッスンが、化粧、すなわち化粧=気粧=気笑=気勝なりきです。
これからは、毎日毎日鏡に向かって、世界で最も大切な自分と言うお客様に対して商売しましょう!
これが、僕がお伝えしているメッセージです。

自分自身に勝ってこそ 「商売=笑売=勝売だ」なんて言いながら(笑)  



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2007年08月18日

リップ色で年齢が読める!

ある美人女性が派手なピンク色のチューイングガムを3枚程食べながら、
大きく風船を膨らませて、破裂した場面をイメージしてください。
なんとも滑稽きわまりなくて吹き出してしまいます。

でも中々気弱な男性人は、そんなリップの貼り付け方を目撃しても、
「お姉さま、少しばかり派手ではないでしょうか?」等と口が裂けても言えない。

この仕事をしている私、化粧師とてなかなか口にするのも勇気のいるケース。
結構、凛とした自分を持たれて居る女性に多いので、危険が伴う事もある(笑)

個人を尊重する私のモットーとしては、「好きな色を好きな場面で、思い切って使って!」を
提唱しているだけに、「奥様、元気な色で頑張ってますね!」と言って励ます事も出来る。

ただ、
以外や以外、リップ色と年齢が、比例関係にあるように思われて仕方がない。

18歳から90歳代のお客様を対象に対応させて頂いている経験上、若い方程、
派手な明るめのリップを好まない。
20代はリップすらつけず、つやだしだけで十分と言っている。

この関係を調査している私は、ある種の法則を見出した。

第一に肌色とリップ色の差、
第二に唇の元色の色素沈着度合いとの関係、
第三にメイクテクニック向上意識の欠落度合い、
第四に年齢による肌のくすみ度合い
等が影響していると考えられる。

若い人のメイクの関心は、基礎固めのファンデーション(ベース)作りなのに対し、
年齢とともにメイク省略方を知り、「基礎は簡単に、リップだけ強調で済ます」を覚える。

当然年齢とともに、色素沈着も肌のくすみも進む。
その意識からか、顔を明るくするには、とにかくリップが明るければ若く見えると錯覚し、
エスカレートして行く傾向にある。

すべてを否定しませんが、男性の好みを言うと、リップ色と顔全体の色相・トーン差が
ありすぎると怖い。

だからベースをいかに綺麗に出来るかで、暗めの口紅の色でも冴えて上品に
見えてくると言うことを忘れないで欲しい・・・
また日頃から色素沈着やくすみの対策もきっちりとしておきましょう。



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2007年08月17日

メイクの名案は、明暗にあり!

昨今は美白ブーム。
女性の皆さんに取ってみれば色黒より色白の方が良いのは分かります。
しかし、メイクはただ顔を真っ白に塗れば良いという様な単純な物ではありません。

人生において幸せとは「喜怒哀楽」の四つを重ね持った物と言われる様に、
喜びや楽しみばかりを追い求めたくても実際は悲しみや苦しみも背中合わせに、
グリコのオマケのようにくっついてきます。(例えが古くてすいません・・・笑)

色々な経験を積む事によって味わい深い人生画と言う色合いが
かもし出される物だと思います。

メイクテクニックの“名案”も“明暗”にあります。

お年を召される毎に、派手な口紅色を選び、
舞妓さんの様な白塗り化粧を好みがち。(言い過ぎですが)

賛否両論はありますが、上品な若々しいメイクを探求するなら、ファンデーションの基礎の色は
地肌色同等もしくはワントーン暗めの方が好ましい。(一色使いの場合)

それを極端に明るいファンデーションを塗ってしまうから、それでなくても平面的な日本人顔が、
メリハリのない白塗り平面顔になってしまう。

その画用紙のような真っ白い紙に、やれ赤だの青だの派手な色をメイクするから
取ってつけた摸作的な人口マスクが出来上がってしまう。

人間の顔は立体的、鼻も出てれば、目もへっこんでる。
画用紙が真っ白でなく、薄茶色と考えて見てください。
高く見せたい鼻や目の周りにハイライト(より明るめの色)としての白色が効果的に見えるでしょ。

白に白を入れても色にならないわけです。
こう考えると地肌色に合った色合わせはとても大切だと理解出来ると思います。 
     
試しに思い切って、顔を目尻あたりから上下に切り取り、顔全体を内側と外側に分けて、
ツートーン暗めのファンデーションを外側にワントーン明るめのものを内側に塗り分けて
顔全体の出来上がりを見てください。

以上お話した補足として、チークやハイライトパウダーをお使いになる事は言うまでもありません。
メリハリのなくなりつつある顔を(失礼!)立体的にするのには、欠かせないアイテムです。

お年の数だけ“暗”の経験も多いはず。
その“暗”を美味く料理して、“明”を引き立てましょう。



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2007年08月16日

蟻の世界でどう見せる?

ある時、蟻の巣を発見してそれを見つめた時、
それはミクロの別世界ですよね。

人間の視線から見たらどれもこれも全てが同じ蟻に見えてしまう。
女性を蟻に例えて失礼ですが、男性から見る女性もこれに良く似た現象があります。
写真の花の様に、どれもこれも一緒に見えてしまう感覚です。

女性がこだわる化粧は、手鏡を持って何十センチの世界で施す。
しかし初対面の男性が、見る世界は近くとも1メートル以上の世界。

ベッドの上の世界は例外ですが。
ここにギャップが生じている事に気づいていません。
女性仲間に人気の化粧と男性に好かれる化粧が全く違うと言う事です。

日常生活上、雑誌に取上げられる化粧を上手くこなしている人が、
少ないのはミクロの世界でゴチャゴチャ気にしすぎて、肝心の個性が引き出されていない
アンバランスな化粧になっているからです。

1メートル以上の距離では、よほど目の良い人で無い限り、アイラインがキレイに引けているとか、
シャドーのグラデーションがキレイだなんて、そんな判断がつかない。
ことさら、化粧に関心の薄い男性陣には特に。
それこそ、蟻の大群が押し寄せて来た程度。

だから化粧をトータルでバランス良く強調すると考えられれば、結構大胆かつ気軽に
個性のある変身が可能になるはずなのです。

コミュニケーションメイクでは、化粧は足し算も引き算もバランス良くをモットーにしています。
姿見を前にあなたがどの部分を強調すれば、1番良いのか、逆に強調するとマイナスなのかを
双方向に判断するのです。

「貴方の目には、そんな真っ黒な太いアイラインなら無いほうがかわいい」
そんな引き算メイクが、逆に口元を引き立たせたり目元を優しく純朴に見せたりする。

一般に言われるオバサンメイクは、ケバケバシク、派手だけで、逆にそれが、
老けて見せてしまっている勿体無い感じがするのです(失礼しました)



化粧師秀の独自若返りメイク法「コミュニケーションメイク」

  


2007年08月16日

寄せ植え感覚で化粧を!

最近は、ガーデニングブーム。
以前、イベントとしてガーデンパーク内での野外メイクショーを開催してまいりました。

沢山の女性が、花を求めてご来店されていましたが・・・
「奥さん、花も良いけど、自分が華になってお家で咲いていたら、買った花も負けじと
一段とキレイに咲きますよ」とアドバイスしました(笑)

玄関に花が、置かれただけで帰る旦那様は、癒される。
でも本当は、見飽きられた奥様が、ある時「ドキッ!」とするくらいキレイに
変身されて、お迎えしてくれたら、男はどれだけ幸せを感じるでしょうか?

私も花が好きで良く買いますが、寄せ植え感覚で、化粧にトライしませんか?
って提案しています。

女性の顔を鉢に例えて失礼ですが、もとになる顔の取り外しが不可能ならば、
目と言う部分に青色を咲かせ、リップに惹き立て役の赤色の花を咲かせ・・・
なんて考えて化粧していたら、本当に楽しいですよ。

同じ鉢でも、入れる花の色、形で全く雰囲気の違う花鉢が出来る様に、
女性の顔も同じ顔をもとに、5つのポイントを押えて化粧すれば、
男性が仰天するくらい違ったイメージの素敵な華が、出来上がります。

元気ハツラツのヒマワリタイプ?
ふわふわ柔らかくて優しいパンジータイプ?
守ってあげたくなる小さなカスミ草タイプ?
美的でシャープなバラタイプ?
あどけない少女イメージのマーガレットタイプ?

化粧の仕方ひとつで、雰囲気はガラリと変わります。
ただあくまでもあなた自身の持った魅力的な雰囲気を消す事無く、チャレンジして
もらいたいと思うのです。

5つのポイント、それは
①肌色と質感②眉の形と色③目元の色と形④リップ色と形と質感⑤頬紅の入れ方と色 

これらのポイントの調和をはかり、後は出来上がった化粧に髪型と服装でトータルバランスを。
一度チャレンジして見てはいかがでしょうか?



化粧師秀のコミュニケーションメイク

  


2007年08月16日

ピンピンコロリ

長年住み着いた家で永眠したいと願うのは何故でしょう。
数年乗った車を手放す時ですら愛着を感じて、寂しくなりますよね。

例えば子供の成長に合わして、部屋の柱に背丈を刻んでいる家族がいます。
新しい物が古くなる、傷が入る、これは自然の摂理です。

それを頑なに否定すればストレスがかかります。
それが、シミ、シワであっても同じ事と思うのです。

女性の意見を聞いて見ますと、シミやシワが増えるのと比例して化粧気がなくなりだす、
即ちアキラメの境地に入るとの事。

私が教える化粧では、マイナスを無視してプラスを引き出すのです。
キレイな瞳の持ち主が、目の傍のシミを気にしすぎて隠す事ばかりに力を入れ、
肝心な瞳の化粧を忘れてしまっているもったいない傾向があります。

年が行ってシミ、シワがひとつもないのは、お化けです。だから化けたがるって言われる。
男性側から見た女性の魅力は、ピュア(かわいい)な部分。

80才でもとてもピュアな方がいらっしゃる。薄化粧、でも程よいリップと頬紅がお洒落に入っている。
その方を見ているとその方自身の雰囲気にあったベストの化粧をされている事に気づく。

「どうしたら若く見える?」と質問されますが、1番は流行より、個性重視したあなただけにあった
化粧を見つける事です。

日本人のいけない所は、偏差値教育の弊害か?他人を比較して、合わそうとする癖、
また個性を非難する癖。

私がお願いしたいのは、気持ちを入替えて化粧を始めた女性に対して、回りがとやかく
「年甲斐もなく」「色目を使って」等と非難しないでもらいたい。

お婆ちゃんとお嫁さん、その娘、親子3代揃って、キレイに化粧してショッピング。
核家族の増える日本に今後必要な姿ではないでしょうか?

死ぬ直前までピンピン元気でいながらコロリ。
そんな人生って本当は一番シアワセなのかも知れません。
周りの人から、PPK運動です。ピンピンコロリです。



 写真は老健施設でのボランティアメイクアップ。

  


2007年08月15日

高齢化社会への提案

子供の頃、親に口うるさく言われて覚えた歯磨きの習慣。
大人になって、年を取ったから「今さら、年甲斐もなく」と言いながら
歯磨きを放棄する人はいないですよね。やっぱり健康的で衛生的であり続けたい。

なのに、こと化粧となるとどうでしょう?
せっかく覚えた化粧をある年齢になると放棄してしまっている女性が多い事。

認知症になる方の傾向として、日常レベルの行動、例えば着替え、化粧、買い物、
手作り料理が、面倒くさいと感じて放棄してしまう事。
いくつになっても化粧に興味を持ち、家から飛び出て活動的に動いている人は、
認知症になりにくいと言われます。

同じ80歳でもピンピン元気でキレイに生きている人もいれば、寝たきりで不衛生な場所に
押し込められている人もいる。
ヘルパー免許取得の際、私は認知症の寝たきりのご老人に大きなショックを受けました。

高齢化が進めばもっと悲惨な状況になると。日本すべての病院の100万ベッドが、認知症の方で
埋め尽くされると危惧されます。
医療的な立場から、カラー療法が有る様に、たかが化粧、その化粧に今まで知りえなかった治癒力
を引き出す大きな効果がある事がわかってきたのです。

高齢者向けの化粧講座が、県警主催で行われました。化粧をしている人は、うっかり事故が
少なくなると言うのです。脳細胞刺激のリハビリにもなる化粧と言う作業、
実は病院でもらう高価な薬剤よりもむしろ効果があるのかも知れません。

朝の歯磨きの感覚でもう一度、自分らしさの化粧を始めませんか?
雑誌等の派手な化粧を真似る事も必要ありません。

お年を召された方はその魅力を最大限に引きだす気粧をしたら良いのです。
64億人通りのたったひとつの気粧の気笑のために、化粧があるのです。



 写真は70代の当サロンのお客様です。